最近、和服に興味があって、家の着物で着付けを練習してます。家にたくさん眠ってるのに一人で着られないのも寂しいし、結婚式なんぞに呼ばれると、これから年をとるとドレスやワンピースは肌の露出がしんどいかな〜とおもったのがキッカケです。
ファッション業界でも着物の展開が広がっているもよう。「こむさでもーど」とか良くみかけます。「ユナイテッドアローズ」も和装の展開してますね。男物も女物もあります。今は浴衣の季節なので、おなじみの洋服メーカーやブランドの浴衣をよく見かけます。
ネットで着物を見てると、「H.L」(アッシュ・エル)というブランドがよく出てきます。フランス人デザイナー「アンリ・リュック・シャピュイ Henri-Luc Chapuis 」のブランドだそうで、フランスと和服の意外なつながりが。華やかで上品な花柄が多く、和服にマッチしてて良いと思います。
カンヌ映画祭で木村佳乃さんが黒い振袖着てましたが、最近の結婚式のお色直しでも黒振袖の人気が高いそうです。
成人式の振袖の帯結びも、こだわる人は「ふくら雀で!」という人も多い。(皇室がこの結び方らしいので)
しかし、呉服屋さんは敷居もお値段も高い(しかも適正価格なのかどうか怪しい)。とくにブランド品や作家物だと、良いパソコンが余裕で買えます(周辺機器セットでもお釣りがくるかも)。なので気軽にお店には行けません。スーツやワンピース買うのとは訳が違います。また、新品じゃなくても、リサイクルや古着もあります。
相当悪質な商法もあったり、「格」やらTPOのしきたりが結構面倒くさかったり、手が出ないくらい高価だったり、着物にうるさいオバ樣方の視線が怖いし、そもそも着付けられないし動きにくいので、庶民から遠い世界になってます。(庶民の私には当然よくわかりません)
でも、京都に行くと若い着物の人が多いです。着物をレンタルして着付けてくれるところもあるし、和服の人に割引があったりします。着物はさすがに日本の季候には良く合ってて、構造も合理的。知恵の結晶です。布1枚で体を包むので、天然素材のありがたさがよくわかります。
生地の産地も地方ごとにそれぞれ名産があって、まさに「地方分権」の様相。現代で言うところの「都市」より「地方」の方が圧倒的に面白そうです。
柄にもマジメな意味があるものや、思いっきり遊んでるものもあって面白いです。たとえば、「麻の葉」だと、成長を意味するので子どもの衣服に多かったとか(子どもの剣道着の模様に見受けられます)。植物の麻は成長が早いそうです。
武士の裃の柄が起源の江戸小紋は、元々柄が細かいのですが、(細かいほど格が高いそうな)遊びのデザインだと、よく見ると「家内安全」っていう文字が意匠化されてそのまま細かく描かれてたりします。ぱっと見はわかりません。
ただ、着物は反物の巾が決まってるそうなんで、長身の人にはあまりやさしくないと思います。
だいぶ前に某着物展示会で見かけた、大物らしい着物作家(芸能人の着物のデザインを手がけてたり、文化勲章だか何だかよくわかんないけど、とりあえず何らかの評価がある)とお客のマダム。やり取りを眺めてると、フランスのオートクチュールの世界もこうなのかなと思いました。
tk
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