2009年05月13日

パリ大学はストの真っ最中

スト中のパリ大学の写真です。スト中といっても、ブロックしている学生たちはのんびりしたもので、入り口のドアの所に机や椅子を置いただけで、後は1日中音楽を聴いたり、友達同士で話したりしているだけです。ただ、他の学生たちがこのブロックを通ろうとすると、「今日は、学生は通れませんよ。授業はありません」と言って普通は通してくれません。

DSCF0132.jpg

私などは、年を食っているので、先生か職員に間違えられて何も言わなくても通してくれますが、若い学生達は事務手続きに行くにも大変なようです(授業以外の用件を言えば、通してくれます)。

この blocage (大学封鎖)も多分今週までで、来週から試験期間に入りますので、自由に出入りできるようになるのでは思っています。2月以降一切授業をストップしたわけですから、試験も中止に追い込むのが筋だろうと思うのですが、そうすると影響が大きくなりすぎるので、大学側は試験だけはやるようです(まだ情勢はわかりませんが・・・)。ただ、私が聞いている範囲では、ほとんどの科目がレポートのようです(修士課程の場合)。

次の最初の写真は、地下鉄ドアに貼られているメッセージを写したものですが、

DSCF0131.jpg

Au signal sonore j'éloigne des portes.

「発車ベルが鳴ったら、私はドアから離れます」となっていて、乗客への注意広告が1人称で書かれていることに驚きました。日本語だったら、「発車ベルが鳴りましたら、ドアから離れてください」と2人称の命令(=お願い)文になるところですが、それが je を主語にして書かれているとこころが、いかにも個人主義の国フランスだと思います。

※留学中のMUさんから写真とお話をいただきました。大学の blocage と学生のレポートの話題はニュースでも大きく取り上げられています。

Report des examens en septembre ? La galère(15 MAI, TF1)





rankingbanner_03.gif
↑クリックお願いします

FBN25.png
posted by cyberbloom at 15:36| パリ 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 投稿−WEEKEND CAFE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
札幌アリアンス・フランセーズはフランス政府関連機関であり、札幌で最も権威のあるフランス語学校・フランス文化センターとして高い評価を受けています。講師陣にはパリの有名大学・大学院を卒業した優秀で経験豊富なフランス人講師が多いですので、パリの教養ある人々によって話される標準的なフランス語を学ぶことができます。講師陣はマルタン・ラフィット(パリ・ディドロ大学卒業)、ナディーヌ・フェルチ(パリ・ディドロ大学卒業)、レイラ・ラウアティ(パリ・ソルボンヌ大学卒業)、エヴェリナ・パブロフスカ(パリ・ディドロ大学卒業)他6名。

札幌アリアンス・フランセーズ
〒060-0062
札幌市中央区南2条西5丁目10-2 南2西5ビル2階
TEL: 011-261-2771
FAX: 011-261-1507
URL: http://www.voicenet.co.jp/~afsap/afsap_jp.htm
Posted by 札幌アリアンス・フランセーズ友の会 at 2010年02月03日 16:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。