
私などは、年を食っているので、先生か職員に間違えられて何も言わなくても通してくれますが、若い学生達は事務手続きに行くにも大変なようです(授業以外の用件を言えば、通してくれます)。
この blocage (大学封鎖)も多分今週までで、来週から試験期間に入りますので、自由に出入りできるようになるのでは思っています。2月以降一切授業をストップしたわけですから、試験も中止に追い込むのが筋だろうと思うのですが、そうすると影響が大きくなりすぎるので、大学側は試験だけはやるようです(まだ情勢はわかりませんが・・・)。ただ、私が聞いている範囲では、ほとんどの科目がレポートのようです(修士課程の場合)。
次の最初の写真は、地下鉄ドアに貼られているメッセージを写したものですが、

Au signal sonore j'éloigne des portes.
「発車ベルが鳴ったら、私はドアから離れます」となっていて、乗客への注意広告が1人称で書かれていることに驚きました。日本語だったら、「発車ベルが鳴りましたら、ドアから離れてください」と2人称の命令(=お願い)文になるところですが、それが je を主語にして書かれているとこころが、いかにも個人主義の国フランスだと思います。
※留学中のMUさんから写真とお話をいただきました。大学の blocage と学生のレポートの話題はニュースでも大きく取り上げられています。
□Report des examens en septembre ? La galère(15 MAI, TF1)
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