2009年05月20日

Democracy Challenge & YouTube Symphony Orchestra

youtube のトップページで見つけたのだが、米国政府主催で「民主主義動画コンテスト」というのをやっている。米国政府主催というのがひっかかるが、コンテストで日本のユーザーが決勝に進出したようだ(ファイナリストは18人)。決勝に進んだのは谷山さんの動画 Democracy & Obama City。3分という時間制限の中でうまくメッセージを伝えている。面白いと思えば、あなたも投票が可能だ(6月15日まで)。



4月にもyoutubeを活用した企画 YouTube Symphony Orchestra についての記事が International Herald Tribune (April 17, 2009) に載っていた(元ネタはNY Times)。オンライン上でオーケストラメンバーを募集し、世界中から3000人以上の音楽家が演奏ビデオを投稿して、30ヶ国以上から 96人が選ばれたそうだ。そして4月15日、N.Y.のカーネギーホールでコンサートが行われた。プログラムは幅広い作品からの抜粋で構成されていて、演奏家も既存のプロ・オーケストラの輪から離れて集結したようだ。

youtube は他にも今まで繋がらなかった部分をつないで新しい音楽シーンを生み出している。youtube 経由だとやはり若い演奏家が多いのだろう。クラシックの世界なんてコネや古い慣習も幅を利かせているだろうから、それらを断ち切った新しい人材による新しい編成が可能になるのだろう。メンバーのインタビューのあとにブラームスの交響曲第4番(第3楽章)が始まるが、何だか新しい時代の幕開けの音楽のように聞こえてしまう。オーケストラは音楽だけでなく、指揮者を中心に演奏者たちが集うというイメージによってもひとつの調和を演出しているが、それに youtube が重ね合わされることで、ネット上の広がりさえも取り込んでしまう。



YouTube Orchestra Melds Music Live and Online :The You Tube Symphony Orchestra performed at Carnegie Hall in New York City on Wednesday night
(New York Times, April 16, 2009)
So, after all the buzz about the YouTube Symphony Orchestra altering the audition process forever, after months of interactive computer chat about the world’s first collaborative online orchestra, after 96 winning players were selected from among the more than 3,000 musicians who submitted audition videos and were brought to New York for a group summit and Carnegie Hall concert, how did the YouTube Symphony Orchestra finally play?

2つの動画を見ているといろんな感慨が押し寄せてくる。新しいリアルの作られ方とも言えるし、既存のヒエラルキーを突き崩すフラットな動きに、何か希望のようなものも湧いてくる。一方で、ネット上の共通言語はやはり英語であり、メッセージを発信するには英語が不可欠であることも痛感せざるをえない。





cyberbloom(thanks to belle-voile)

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posted by cyberbloom at 16:09| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | サイバーリテラシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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