2009年08月19日

黒カナリアのぶらりアイルランド一人旅(1) イケメンに始まりイケメンに終わるーのか?

本来はモントリオールに行くはずだったのだが、新型インフルで連休に旅行をあきらめた人たちが、夏場に絶対行くぞと決め込んだらしくカナダ便がとれない。ならば電車で旅するアイルランドかー満席です。じゃ一人でも不自由しないパリかミラノかー日本人の大好きな旅先はどこも一杯で、半ばやけでチェックしたKLMで本当に嘘のように取れたのがアイルランド行きだった。飛行機さえ取れれば後は何とかなる。
 
というわけで成田空港。荷物を預ける人の列。前に並んでいたくりくり巻き毛の青年が振りむいた。たとえばダビデが黒髪だとして、肩の筋肉も露なタンクトップに短パンをはかせて情熱的にしたような美青年がにこっと笑う。
 
海外生活の長い人たちはアジア系でも実に素敵ににこりとする術を身につけているけれど、能面社会のアジアにいるとさりげなく笑うというのはかなり難しい。これも慣れだろうか。
 
オンラインチェックインをしたのに荷物を預けるのに結構時間がかかった。前のワイルドダビデが癖のある英語でバックパックを指して「オンリー・マイ・プレイステーション」と言っているのがまことに可愛らしい。
 
もうさっさと搭乗口へ行って寝ようー(五時半起きだよ全く)と出国管理へ向かうと白人の青年がやってきて横に並んだ。今度はブルーアイズに黒髪、白皙の美形が粋に微笑む。なんか幸先いいね今回は。

個人的な趣味を言うとブルーアイズは苦手なのだが黒髪にブルーアイズは別。ダイナミックなコントラストになんかぐっときません?

そういえばスカーレット・オハラが黒髪に緑の瞳。アイリッシュ・アメリカン・ビューティの代表だ。「素敵な帽子だね」とまたにこり。不思議なことにお洒落なスーツをだらりとハンガーごと腕にかけている。「それって面倒じゃない?」と聞いてみたが肩をすくめていた。「どこまで行くの?」「アイルランド」「へええ、なんでまた」

結構この反応は多かった。確かにねえ、なんでアイルランドなのかと普通は思うよね。あまりポピュラーな旅先ではない。「だって文学史上においては大きな島(面積は北海道とほぼ同じくらい)でしょ」「確かに。へえ、君は文学に興味あるんだ。僕は実はハーフアイリッシュだよ」なるほど、それで黒髪にブルーアイズなのね。鼻の先の赤い、ひょろっとしてて髪がしょぼしょぼしたイギリス人とは違うわけだ(極端なイメージで申し訳ない、でもイギリス人ってなんかそんな感じじゃないですか?チャールズ皇太子に代表される)

ロンドンまでというイケメンハーフアイリッシュに見送られてのアイルランド行き。これまた幸先よし。

それがまた機内で、今回は非常口横のエコノミーの中では一番良い席を母のおごりで確保したのだけれど、あら、さっきのダビデだよ。隣は。

もう一つ予備の枕を要求したけれど枕はもうないとの返事に自分のをどうぞと差し出す紳士ぶりである。さすがダビデ。

しかしダビデ、そんな肩も脚もむき出しで寒くはないのかー。パーカーに靴下を重ねばきして毛布にくるまる私の横で、ダビデはラテンの血が熱いのか、十一時間の空の旅の間中その格好だった。折角イケメンが隣だったのだけれどこちらは仕事をとにかく片付けてなんとか間に合った旅である。しかも5時半おき、音楽も聴かず眠らせてもらいました。ダビデはバーン・アフター・リーディングを見て時折くくくと笑っていた。そうそう、ブラピのアホっぷりが笑えるよね、その映画。

一緒に降りながらダビデ君と話してみるとスペイン人で姉さんが東京でフラメンコダンサーをしているので遊びに来たそうだ。本名はA君。またスペイン人!どうもスペイン人と縁がある。しかもセビリアに住んでるって、去年行ったよセビリア。すごく暑かったけど(40度くらい)美しい街でした。

その容貌からてっきりフラメンコギターでも弾くのかと思いきやパーカッションくらいでプロとは程遠いと恥ずかしそうに言っていた。本人は消防士とか。なるほどイイ身体のはずである。トランジットの間A君の簡単スペイン語講座に夢中になっていた私はムービングウォークの下り口で派手に転ぶという失態をやらかしました。

そうです、みなさん!アムステルダム空港のムービングウォークですっ転んでいたアジア系の女はわたしです。まあなんともなかったけど。幸いにして。

残念ながらマドリッド経由でセビリアに向かうA君とはここでお別れ。入国審査の向こうに出た彼に手を振って私は一路ダブリンへ。

なんかイケメン続きでツイてたのか、でも思い切り転んだしなあ、ツイてないのか、さてどうなることやら・・・




黒カナリア

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posted by cyberbloom at 10:25| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | こんな映画あんな映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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