

なお、護衛艦に乗るのは久しぶりだったのですが、いつもながら興味をもったのは、実利一点張りで設計されたその居住性…(ミサイルや魚雷発射装置は一度見てしまうと、なんでだかあまり関心が向かなくなります…)。見学者の移動の列を止めると迷惑なので、艦内の写真は撮れませんでしたが、まぁ狭い狭い。階段なんてほとんどなく上層下層への移動ははしごじみたタラップのみ(時化のときだと転げ落ちるかもしれんぞ…)、通路=廊下にいたっては広くなったり狭くなったり(大柄の人だと半身にならないと通れないくらい狭いところもありました)と、『月月火水木金金』じゃありませんが、海の男の艦隊勤務ってはまったく大変なのがわかります。また、艦橋に入ることもできました。電車の運転室、飛行機のコックピット、管制塔などの「計器類」にフェチってしまい、車を選ぶときも計器類の配置具合を評価のポイントにしている身としては、ぷるぷる感動しました。「両舷微速前進」、「両舷全速前進」などと表示してあるところのシフトレバーを動かしたくて動かしたくてたまりませんでした。
なお、ぼくはプラモデル作りが趣味でして(船、城、箱庭限定。また作るのが好きなだけで、所有欲はほとんどありません。部屋に置くところもなくなってきているので、興味のある方はもらってください…)、それで家に帰ってからさっそくいくつか引っぱりだしてきました。(写真左、速射砲と艦橋、写真右、プラモ)

「ひえい」は作ったことがないので、その代わりにほぼ同サイズ&排水量である旧日本海軍の軽巡洋艦「阿武隈(長さ150m、排水量5,000t)」を一番手前に、そのすぐ奥に戦艦「武蔵(長さ263m、排水量69,100t 大和を並べるつもりだったのですが見つからなかったので、姉妹艦の武蔵を置きました)」,一番奥に空母「赤城(長さ240m、排水量38,200t)」を並べてみましたが、まあしかし、日本一有名な戦艦大和なんてのはとんでもなくデカかったんだとわかりますね。なお、艦尾に海軍旗が掲げられていて、写真では見えにくいかもしれませんが赤城の後部に4本のアンテナが垂直方向に立っていますが、これはいずれも巡行時=平時のもの。この旗が艦橋近くのマストに掲げられたり、アンテナが水平状態になったときが戦時をあらわします。旗やアンテナはつねに写真のような状態にあってほしいものですね。
superlight@super light review

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