そしてたいてい人はそれを他人に見せようとはすまい。また本人もあえてそれを直視しようとせず、心の奥底にそっとしまい込み、なかったものとして目をつむる。しかし忘れたつもりでも、ふとしたことで地獄の釜が開き、暗い炎が噴出、人は恐慌をきたすのである。そうならないためにも、いつかはまっすぐ対峙せねばならない過去、それが人にはあるのだ!
常日頃、堂々たるマスラオぶりを発揮する木魚といえども人の子である。そう、ひとつやふたつ、魂の傷があるのである。だがそこは真の勇者、ここに皆さま方へ想像を絶する恐怖をのりこえたわが体験をお披露目し、凡人とは一線を画する精神の戦いをとくと讃えていただこうか。きっとこれからの人生の指針となるにちがいない。ハンカチはご用意いただけたであろうか、こころしてつきあっていただきたい。
まず、これである。
フランス関連ということで出したわけではない。いや正直ちょっとある。ごめん、フランスネタ書かなアカンからモロで引っぱり出してきた。フランスはHEDIARDのガチョウのキモのムースである。しかも50%フォアグラやて。すごい?ねぇすごい?実はCyberbloomはんのフランス土産である。おおきに、こんなええもん、幸せ。おぶったんと荒神さんにお供えせな。とびきりのお客さんがきはったら、これ出してはんなりしてもらお。
と、思っていつの間にやら7年ほど過ぎた。蓋にA 23.04.2001ってある。これって2001年4月23日までおいしく召し上がれますよってこと?違うよね、平成23年4月2001日までってことよね?ね?ほんますんませんCyberbloomはん、世界一臭いスウェーデンの缶詰シュール・ストレミングみたいに蓋が発酵ガスではち切れてないからまだ大丈夫ですよね。ずっと気になってたんやけど、ずるずるしてもうた。
いた仕方あるまい。かくなるうえはウオ太とニャン湖ちゃんに毒味してもらお。ニャン湖ちゃん、君の胃袋に乾杯。
ふぅ、ひとつ心に巣食う幽鬼を克服したぞ。続いてこれ。
何に見えるでしょうか?ブタのアバラ肉のチャーシュー?これね、お魚なんです。とある人からいただいたゲンゴロウブナの自家製フナ寿司。うわーいいぞ、熟れ寿司、これもうまいにちがいない、大事なお客さんがきたら、これ出してほっこりしてもらお。と思って5年ほど経過した。時が経つのは早いね、こん前会った時こんなにちっこかったのにもう小学一年生か、そらこっちも年とるはずやわ、わははってくらい早いね。フナの腹に詰め込んだメシ粒がメタモルフォーゼしてワラビ粉まぶしたモチ、いや、粘土になってる。もはや食べ物のていをなしていない。なんか悪寒が走った。そや、心の奥底へしまうんじゃなく、冷蔵庫の奥底へそっと戻しとこ。
よくやった、またひとつ心の憑きものが落ちた。
任務完了。
ではアデュー、また2週間後に。
木魚@無縁仏
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