5日のブンデスリーガ第10節、フランクフルト(独)に所属する日本人FW高原直泰選手が対ボルシア・メンヘングラッドバッハ戦で決勝ゴールを決めてくれました(今季2点目)。開幕から引き分け続きで、なかなか波に乗れなかったチームに貴重な一勝をプレゼントするかっこうとなりました。このゴールをきっかけにレギュラーの座をつかんで、どんどんゴールを重ねていってほしいものです。目指せ、日本人FW初の二桁得点!
また、中村選手(セルチック)と松井選手(ル・マン)はともに持ち味を十分発揮したアシストを記録しています。中村選手は得意のCKから、松井選手は得意のドリブル突破で敵陣深く進入し、そこからゴール前に絶妙のクロスボールを送りアシストを記録。もうこの両者の活躍は週末の「日常事」となった感がありますね。ちなみに中村選手には最近風格が漂いはじめてきたような気がするのですが、どうでしょうか。円熟味が増してきたのか、プレー全体にいい意味での余裕があり、そこから虎視眈々と相手ゴールに迫っていく。リーグトップクラスのチームに所属することによって「勝ち癖」が身につき、「サッカーのツボ」をしっかりつかめるようになってきてるのではないかと思います。
ところで、今週末は以上のように日本人選手の活躍がおおくみられましたが、彼らがオシムジャパンでどのようなプレーをしてくれるのかいまから楽しみですね。今年いっぱいは海外組の代表招集の見込みはないものの、現在協会はスタッフを派遣して彼らの動向を個別に調査している模様です。オシム監督は個々の選手の印象については口を閉ざすことがおおいので、彼らをどのように評価していてそして今後起用していくのかは現段階ではまったく予想がつきませんが、はやくみてみたいものですね。
また、最後に気になる情報が。スイスのバーゼルで活躍する中田浩二選手にJリーグ復帰の噂がささやかれています。先日の試合で鼻を骨折し連続試合出場記録がとぎれた中田選手ですが、元所属チームの鹿島アントラーズが獲得を目指している模様。守備にほころびのみられる鹿島が、ディフェンスのユーティリティープレーヤーである中田選手の再獲得を目指しているようです。
海外リーグ
今節の各国リーグは首位のチームが勝星を取りこぼし、順位が入れ替わるなどちょっとした波乱含みとなっています。
リヨン 0−1 レンヌ
ナンシー 2−1 ボルドー
ル・マン 3−2 オセール
(リヨンは勝点31で首位。2位ナンシーは勝点22。ル・マンは勝点17で10位)
*イングランド プレミアシップ第11節
マンチェスターU 3−0 ポーツマス
チェルシー 1−2 トッテナム
(マンチェスターUが勝点28で首位。2位チェルシーは勝点25)
*スペイン リーガ・エスパニョーラ第9節
セビージャ 2−0 オサスナ
バルセロナ 1−1 デポルティヴォ・ラコルーニャ
(セビージャは勝点21で首位。2位バルセロナの勝点は20)
*イタリア セリエA第10節
インテル 2−0 アスコリ
パレルモ 2−0 サンプドリア
(インテルとパレルモはともに勝点24で首位。3位ローマの勝点は20)
*ドイツ ブンデスリーガ第10節
ブレーメン 1−1 コットブス
シュツットガルト 4−2 アーヘン
フランクフルト 1−0 メンへングラッドバッハ
(ブレーメンは勝点20で首位。2位シュツットガルトの勝点は18。フランクフルトは勝点13で10位)
*スコットランド プレミアリーグ第13節
セルチック 2−1 ハーツ
(セルチックは勝点34で首位。2位ハーツは勝点21)
ところでところで。今季リーグ戦初黒星を喫したリヨンですが、先日11月1日のチャンピオンズリーグ・グループリーグの第4戦ではディナモ・キエフ(ウクライナ)に勝利し、見事グループリーグ突破を確定させました。同組の強豪R・マドリード戦もふくめてこれまでの4試合すべてに勝利し、得点9失点0の堂々たる成績。現在国内リーグ5連覇中、チャンピオンズリーグでも3年連続ベスト8と、着々とヨーロッパサッカーシーンで確固たる地歩を占めつつありますが、その勢いはとどまるところをしりませんね。また、機会をあらためて当エントリーでリヨンの特集をおこなってみたいと思います。
superlight
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