遠いヨーロッパの国の言語よりも,中国語なら,近い将来,仕事で使う可能性が高いだろうというわけだ.
実利性を考えた故の中国語人気.
もちろんそれは日本に限ることではない.
フランスのラジオ局 Europe.1 の2月4日付けの放送によると,近年,フランスの中学,高校で中国語を学ぶ生徒が急増しているとのこと.
履修者数は,アラビア語,ポルトガル語,ロシア語を上回り,今では5番目に人気がある外国語ということらしい.
放送では紹介されていなかったが,中国語より上位にある外国語は,英語,ドイツ語,スペイン語,イタリア語といったところだろうか.
フランスでの中国語の人気も,言うまでもなく,中国の経済発展に由来する.
フランス文部省の担当者によると,20年前ならば,漢字の美しさや未知の言語のエキゾチスムといったところが中国語選択の主な理由だったが,ここ数年は,将来仕事で使う可能性に備えてと考える生徒が大部分を占めるらしい.
所変われば品変わる,という諺もあるが,どこへ行っても人は似たようなことを考えることも,また事実である.
キャベツ頭の男@どうってことない風景
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アメリカ予備選挙が連日話題になっていますが,アジア系やヒスパニック系は概ねクリントン支持のようですね.
アジア系,ヒスパニック系はカラードではあるが,オバマ氏が大統領になると黒人のみが優遇されるのではという危惧があるようです.
世の中は単純にはいかないものです.
とはいえ,たとえ実利目的であるにせよ小学校でのバイリンガル教育って楽しそうですよね.
ちんぷんかんぷんになってくると泣き出す子供なんかもいたりするんでしょうか.