2006年09月22日

シャルロット、久々の新アルバム

charlotte.jpgセルジュ・ゲンズブールといえば、フレンチ・ポップスを語る上では避けられない大御所。みずから歌うのはもちろんのこと、ブリジット・バルドー、ジャンヌ・モロー、そしてジェーン・バーキンなど数々の女優たちを歌わせては、彼女たちの新たな魅力を世に知らしめました(ついでに浮き名を流しちゃったりもしてました)。ゲンズブール・プロデュースの名盤はいろいろあれど、私がいちばん好きなのはバーキンとの間の娘、シャルロットが15歳のときに出した「シャルロット・フォーエヴァー」。これはセルジュが自分と彼女を主演(おまけに親子という設定)にして監督した同タイトルの映画のサントラで、映画もアルバムも、父と娘というには濃厚すぎる関係を描いたかなりヤバーイ内容だったんですが、それをサラリと表現するシャルロットは、別段いやらしい感じもせず、不思議な雰囲気のある女の子だなあと思っていました。にしても、自分の父親とデュエットして、 "Amour de ma vie" と語りかけるなんて、日本人ではなかなかできませんな〜。


セルジュはその後もスキャンダラスな人生を歩みますが、シャルロットは父親に対して愛情と尊敬を失うことはありませんでした。「フォーエヴァー」以降、シャルロットがマイクの前に立つことはなく、91年にセルジュが亡くなったときは相当ショックだったようで、彼女の歌声は永遠に聞かれないかと思われました。


5:55それから5年ののち、「ラブ etc.」(1996)という映画のなかで彼女が1曲だけ披露してくれたことは嬉しい驚きでした(いい曲でした)。それでも彼女が本格的に歌うことはないだろう、と思っていたら、なんとここへきて20年ぶりに新アルバムが出るというニュースが。それも映画とタイアップしたものではないオリジナルもので、バックにフランスの2人組エールが、さらにプロデュースにレディオヘッドも手がけるナイジェル・ゴドリッチがつくという、私のツボをおさえまくった人選!早速先日発売されたこのアルバム「5:55」を手に入れてまいりました。


1曲目から、エールとすぐ分かる気怠い音に、シャルロットのはかなげなヴォーカルが重なり、「フォーエヴァー」のときとはまた違う彼女の一面を発見できます。大人っぽくなった彼女の声(当たり前か)は、ちょっとお母さんのジェーンを思い出させるときもあります。エールの2人も、彼女の声の魅力を損なわない、じつに「いい仕事」をしていて、両者のファンの期待を裏切らない好アルバムです。


CDは輸入盤ではすでに発売されていて、大手のCDショップなどで購入することができます。もちろんアマゾンでも買えます。国内盤は11月8日発売予定です。



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posted by exquise at 19:07| パリ | Comment(2) | TrackBack(0) | extra ordinary #2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シャルロット〜!!!可愛いです…。
彼女のことを知ったのは、中学生の時に深夜テレビで観た「なまいきシャルロット」でした。それ以来大好きです。私は「シャルロット・フォーエバー」も彼女の歌声も知りませんが、興味出て来ました!!買ってみようかなぁ♪
Posted by robin at 2006年09月22日 22:55
「なまいき」のシャルロット、とっても可愛かったですよね〜。あれ以来のファンです。
「フォーエヴァー」はまさにフレンチ・ポップの王道、という感じでとても好きです。
「5:55」はエールがからんでいるので、アンビエントっぽいと言いましょうか・・アマゾン・フランスで試聴できますよ。
http://www.amazon.fr/5-limit%e9e-digipack-Charlotte-Gainsbourg/dp/B000GFL9JU/sr=1-1/qid=1158941656/ref=pd_bowtega_1/171-5924418-0382603?ie=UTF8&s=music
Posted by exquise at 2006年09月23日 01:20
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