ホリエモンがなんでここまで憎まれるかというと、今までだったらワカゾーっていうことで経験(ていうかトシね)を積まないとどんなに才能があっても重要なポストにつけない=お金にならなかったのに、なんかオジサンにはよくわからないITっていうツールに乗っかって社会構造・社会的価値の変化=お金の儲かり方の変化に乗じて大儲けしたワカゾーが、ナゼか自分と同じ立ち位置にいることへの苛立ちだったのだと思う。
あまっさえ、「でも、社会のルールは守んなきゃね、私たちもそうやって地道にがんばってここまできたんだよ、お金がすべてじゃないんだよ」なんて言って、己の拝金主義を隠してワカゾーをダマくらかし続けようと思ってんのに(だってやっと大きな顔をできるように今までやな上司にもぺこぺこしてきて、そんで後は若者から年金搾り取るだけなんだからね)、「なんでお金が一番大事ってことを隠すの?それはあんたたちが教えてくれたことじゃん」ってあっさり悪びれもせず(しかも確信犯的に)言われたんじゃ、組織に守られて生きてきた人間は口じゃもう勝てない。ていうか、それ以前に何でこんな腹立つのかわかっていないから説得力のない説教垂れ始めちゃって、余計始末が悪いんだけど。
「今更そんな社会の仕組みを変えられて、取り分が減ったらどーすんだ」ってことで、またしてもムラの力を借りて陰湿なイジメをやるしかない。別にホリエモンを弁護する気は全くない。「若者にも正当な分け前よこせ」みたいなスローガンはもっともだと思っただけなんだけど、結局旧態依然としたオジサンたちと同じ精神構造だったっていうだけで。
石田由衣が(しかも朝日で!朝日も懐が広いんだか、なりふり構わないんだか)「ホリエモンが「金で買えないものはない」、と言ったときに「そうじゃないよ、金で買えないものもあるんだよ」って言ってたのは、所詮お金に余裕のある人たちだったんですよねー」って言ってたけど、そういう人たちはそもそも、今のワカゾーたちが自分たちみたいに黙々と上司の言うことだけ聞いて、同じ会社で地道に定年まで働き続ければそこそこの幸せがやってくる時代なんてもはやありえないものだということをわかってない。それ以前に組織に入ることすら許されてないんだし、ぼーっとしてたらいつ組織から放り出されるかわかんないのに。まるで生き急ぐかのような、彼らの「自分たちには時間がない」っていう焦りは、想像力の鈍ったオジサンたちにはわかんないことだ。
NOISETTE
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